中古スマホでも加入できるスマホ保険はあります。ただし、「中古ならどの端末でも入れる」わけではありません。購入からの期間、購入先、端末の外観・動作、利用回線、技適、販売店保証などの条件はサービスごとに異なります。
月額料金だけで選ぶと、事故後に補償対象外だったり、修理代の一部を自己負担したりする可能性があります。まず加入できるかを確認し、その後に補償範囲、免責、上限額、請求方法を比較しましょう。
中古スマホも保険に入れる ただし加入条件が最優先
保険会社の商品には、中古端末やSIMフリー端末を対象に含むものがあります。一方で、対象機種が指定される商品、購入後の期間が決まっている商品、キャリア認定中古品だけが対象の商品、販売店の動作保証を求める商品もあります。
画面割れや筐体の破損がすでにある端末、正常に動かない端末、購入時期を証明できない端末は申込みできない場合があります。事故が起きてから加入することはできないため、購入直後に条件を確認してください。
販売店保証とスマホ保険は役割が違う
販売店保証は、購入時点から存在した不具合や、保証条件に定めた自然故障などを対象にするのが一般的です。スマホ保険は、加入後の偶然な破損・水濡れ・盗難などに備える商品ですが、対象事故は契約によって異なります。
メーカー保証、AppleCare+、キャリア補償、クレジットカード付帯保険も別の仕組みです。重複して契約しても同じ損害について二重に受け取れるとは限りません。現在の保証内容を確認してから追加契約を検討しましょう。
比較する7項目
- 加入できる端末か:機種、購入経路、新品・中古、認定中古品の範囲を確認する。
- 申込期限:購入後1年以内など、起算日と期限を確認する。
- 端末状態:画面割れ、筐体の傷、動作不良、改造、修理歴の扱いを確認する。
- 補償対象:破損、水濡れ、故障、盗難、紛失、データ復旧、バッテリー劣化を分けて見る。
- 自己負担と上限:月額だけでなく、免責、1事故上限、年間上限、修理不能時上限を確認する。
- 請求方法:修理代を先に払うのか、指定修理店があるのか、領収書・修理報告書が必要かを確認する。
- 必要書類:注文書、領収書、端末写真、IMEI、保証書をいつまで保管するかを確認する。
| 順 | 確認項目 | 見るところ |
|---|---|---|
| ① | 加入できる端末か | 機種・購入経路・新品/中古・認定中古の範囲 |
| ② | 申込期限 | 起算日と期限(購入後1年以内など) |
| ③ | 端末状態 | 画面割れ・傷・動作不良・改造・修理歴 |
| ④ | 補償対象 | 破損/水濡れ/故障/盗難/紛失/データ/バッテリー劣化を分けて見る |
| ⑤ | 自己負担と上限 | 免責・1事故上限・年間上限・修理不能時上限 |
| ⑥ | 請求方法 | 立替の有無・指定修理店・領収書/修理報告書 |
| ⑦ | 必要書類 | 注文書・領収書・端末写真・IMEI・保証書の保管 |
中古端末の加入条件を公式情報で比べる
たとえば、Mysuranceは指定機種、対象回線、購入後1年以内、技適、正常動作などを案内しています。ソニー少額短期保険は新品またはキャリア認定中古品、購入後3年以内を条件にしています。ニッセイプラスは正常に稼働し外観破損がないこと、加入時の端末画像などを案内しています。モバイル保険は正常動作や購入時期に加え、公式ブログで中古端末には販売店の3か月以上の動作保証が必要と説明しています。
| サービス | 中古端末に関する確認点(2026年10月26日時点の公式掲載内容) | 公式ページ |
|---|---|---|
| Mysurance スマホ保険 | 指定機種、対象のMVNO・サブブランド等のSIM/eSIM、購入後1年以内、技適、外観破損がなく正常動作すること | 公式FAQ |
| ソニー少額短期保険 スマホ保険 | 新品またはキャリア認定中古品で、購入から3年以内 | 公式ページ |
| ニッセイプラス スマホ保険 | 外観破損がなく正常稼働する端末。加入時の告知と端末画像が必要。1台ごとの契約 | 公式ページ |
| モバイル保険(さくら少額短期保険) | 月額700円、最大3端末、年間最大15万円(通算)。登録時は正常動作、取得から1年未満が原則。中古端末は法人運営の販売店から購入し購入時に3か月以上の動作保証が確認できること、個人売買は不可。契約後に初めて追加した副端末は登録日から30日間は補償対象外 | 公式ページ/重要事項説明書(PDF) |
同じ「中古スマホ対応」でも範囲は同じではありません。中古販売店で購入した端末、キャリア認定中古品、メーカー整備済品、フリマ・オークション購入品を区別して確認してください。モバイル保険の制約は、別記事「モバイル保険のデメリット」で詳しく整理しています。そもそも保険に入るかどうかを保険料・免責・端末価値から判断する手順は「スマホ保険はいらない?保険料・免責・端末価値で判断する5つの手順」をご覧ください。
スマホ保険が向いている人
- 故障時に数万円の修理費や買い替え費用をすぐ負担するのが難しい
- 画面割れ、水濡れ、盗難など、販売店保証の対象外になりやすい事故へ備えたい
- 高価格帯の端末を長く使う予定
- 子ども用、仕事用、外出用など破損・紛失リスクが高い
- 複数端末をまとめて補償できる商品が利用状況に合う
契約を急がず確認したい人
- 端末価格が低く、修理せず買い替える方が合理的
- すでにメーカー・キャリア・カード付帯の補償が十分
- バッテリー劣化だけを心配している
- 購入時期や必要書類が不明
- すでに破損や動作不良がある
保険料を払い続ける総額と、想定する修理費、自己負担額を比べて判断してください。
購入後すぐに保存するもの
注文確認メール、領収書、購入日、販売店名、機種名、IMEI、端末の外観写真、保証条件を保存します。SIMやeSIMを使い始める前に、通話、通信、Wi-Fi、Bluetooth、カメラ、スピーカー、マイク、充電、Face ID・Touch IDなどを確認してください。
旧端末が手元に残る場合は、保険の登録端末を間違えないようにし、データ移行と初期化の後で買取条件を確認しましょう。
よくある質問
中古iPhoneでもスマホ保険に入れますか
加入できる商品はあります。ただし、中古販売店購入、キャリア認定中古品、メーカー整備済品、個人売買で条件が異なります。購入日、端末状態、保証書類、利用回線を公式申込条件と照合してください。
バッテリー劣化は補償されますか
経年劣化や消耗品交換は対象外のことが多く、AppleCare+など一部サービスとは扱いが異なります。バッテリー目的で契約する前に、対象事故と支払条件を確認してください。
画面が割れてから加入できますか
加入前からある破損や故障は対象にならず、申込み自体ができない場合があります。故障後の加入を前提にせず、正常動作している購入直後に確認してください。
修理代は最初に払いますか
契約者が修理代を支払い、領収書や修理報告書を提出して後日保険金を請求する商品があります。指定修理店やキャッシュレス修理に対応する商品もあるため、請求方法を事前に確認してください。
どのスマホ保険が一番おすすめですか
一律の一位はありません。加入できることを前提に、必要な事故が対象か、自己負担と上限、必要書類、修理・請求方法、総保険料を比べて選びます。人気順位や月額だけで決めないことが重要です。
まとめ
中古スマホの保険比較では、月額より先に加入条件を確認します。購入経路、購入日、正常動作、外観、回線、必要書類を整理し、販売店保証や既存補償と重複しないかを確認してください。
各商品の条件は変わることがあります。申込み前に公式ページ、重要事項説明書、約款で最新情報を確認しましょう。関連記事:中古iPhone購入時のAppleCare+加入ガイド(料金は公式で要確認)/SIMフリーiPhoneのメリット/スマートフォン購入時の隠れた費用
情報確認日:2026年10月26日(各社公式ページの掲載内容。モバイル保険は重要事項説明書(PDF)も確認)。補償額の改定が既存契約に適用される時期は未確認のため、加入済みの方は契約書類でご確認ください。販売店で購入した中古端末が必ず加入対象になるわけではなく、各社の登録条件と販売店の保証条件の両方を照合してください。記事本文中の保険会社・通信会社へのリンクは各社公式サイトへの通常リンクで、本文には提携・広告リンクを入れていません。サイト共通のバナーとポップアップ(外部のアフィリエイト計測サービス経由の自社トップページへの導線)は、素材の由来を確認できるまでこの記事ページでは非表示にしています。
