「カフェでちょっと席を外した隙に、テーブルに置いていたiPhoneが消えていた」 「混雑した地下鉄の中で、ポケットからiPhoneがスリ取られた」 「ナイフを持った強盗に脅されて、iPhoneを奪われた」
海外旅行中のiPhone盗難は、決して他人事ではありません。特にパリ、バルセロナ、ローマなどの観光地では、スリや置き引きが日常的に発生しています。日本では当たり前の「カフェでスマホをテーブルに置いて席を離れる」という行動が、海外では盗難被害の典型例です。
もし海外でiPhoneを盗まれてしまった場合、「その場で何をすべきか」を知っているかどうかで、被害の大きさが大きく変わります。個人情報の流出を防ぎ、金銭的な損失を最小限に抑えるために、迅速な対応が不可欠です。
本記事では、海外でiPhoneを盗まれた時に「その場で絶対やるべき5つの対処法」と、旅行前に準備しておくべき「事前対策」を完全解説します。いざという時に冷静に対応できるよう、ぜひ最後までご覧ください。
【緊急】盗まれた直後にやるべき5つのこと
iPhoneが盗まれたことに気づいたら、パニックになる前に以下の5つを順番に実行してください。時間との勝負です。
①まず深呼吸して状況を整理する
盗難に気づいた瞬間は、誰でもパニックになります。しかし、焦って動き回る前に、まず深呼吸して冷静になりましょう。
最初に確認すべきこと
- 本当に盗まれたのか、それとも置き忘れか?
- 最後にiPhoneを見たのはいつ、どこか?
- 同行者がいる場合、一緒に探してもらえるか?
置き忘れの可能性がある場合は、心当たりのある場所(レストラン、ホテル、タクシーなど)に電話で確認しましょう。ホテルのフロントに頼めば、現地語で電話をかけてもらえます。
それでも見つからず、明らかに盗まれたと判断した場合は、次のステップに進みます。
②「紛失モード」で遠隔ロックする(最優先)
**これが最も重要な初動対応です。**個人情報の流出を防ぐため、盗まれたiPhoneを遠隔でロックします。同行者のスマホ、ホテルのパソコン、ネットカフェなど、使える端末から即座に設定してください。
紛失モードの設定方法
- 同行者のiPhoneやiPadの「探す」アプリを開く(またはパソコンからiCloud.comにアクセス)
- 盗まれたiPhoneのApple IDでログイン
- デバイス一覧から盗まれたiPhoneを選択
- 「紛失としてマーク」または「紛失モード」をタップ
- パスコードを設定(まだ設定していない場合)
- 連絡可能な電話番号とメッセージを入力(例:「このiPhoneは盗まれました。〇〇ホテルまで連絡してください」)
紛失モードで何ができる?
- iPhoneが自動的にロックされる
- Apple Pay、クレジットカード情報が使用不可になる
- ロック画面に連絡先メッセージが表示される
- iPhoneの現在地をリアルタイムで追跡できる(電源が入っている場合)
注意点:回線停止より先に紛失モードを設定する 携帯会社に連絡して回線を停止すると、「iPhoneを探す」機能が使えなくなります。まず紛失モードを設定してから、回線停止の連絡をしましょう。
③携帯会社に連絡して回線を停止する
紛失モードを設定したら、次は日本の携帯会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)に連絡して、回線を停止します。これにより、SIMカードを抜かれて不正に通話や通信をされるのを防げます。
主要キャリアの国際電話番号
- ドコモ:+81-3-6832-6600(24時間対応)
- au:+81-3-6670-6944(24時間対応)
- ソフトバンク:+81-92-687-0025(24時間対応)
海外から国際電話をかける場合、ホテルの電話や公衆電話を使えます。電話料金がかかるため、ホテルのフロントに相談すると、通話料が安い方法を教えてもらえることもあります。
オンラインでも手続き可能 同行者のスマホやパソコンから、各キャリアのマイページにログインして回線停止の手続きもできます。電話が繋がらない場合は、こちらの方法も試してみてください。
④クレジットカード会社・銀行に連絡する
iPhoneにApple Payやクレジットカード情報を登録している場合、カード会社に連絡して利用停止を依頼します。紛失モードを設定すればApple Payは自動で使用不可になりますが、念のため直接カード会社にも連絡しておくと安心です。
また、銀行アプリやPayPayなどの電子決済アプリを使っている場合も、各サービスに連絡して不正利用を防ぎましょう。
主要カード会社の緊急連絡先
- 三井住友カード:+81-3-6627-4057(24時間対応)
- JCB:+81-422-40-8122(24時間対応)
- 楽天カード:+81-92-474-9256(24時間対応)
カード番号は、出発前にメモしておくかスクリーンショットを撮って別の端末に保存しておくと、緊急時にスムーズです。
⑤現地の警察に盗難届を出す
保険請求をするために、現地の警察で「盗難証明書(ポリスレポート)」を発行してもらう必要があります。警察署の場所が分からない場合は、ホテルのフロントに相談しましょう。
警察での手続きに必要なもの
- パスポート(身分証明)
- 盗難があった場所・時間・状況のメモ
- iPhoneのIMEI番号(端末識別番号)※事前にメモしておくと良い
言葉が通じない場合の対処法
- Google翻訳などの翻訳アプリを同行者のスマホで使う
- ホテルのスタッフに同行してもらう
- 日本大使館・領事館に電話で相談する
注意:「置き引き」は受理されないことも 置き忘れと盗難の区別がつかない場合、警察が受理しないケースがあります。できるだけ正確に状況を説明し、「盗まれた」ことを強調しましょう。
帰国後にやるべき手続き
無事に帰国できたら、以下の手続きを忘れずに行いましょう。
海外旅行保険・AppleCare+への補償請求
海外旅行保険やクレジットカード付帯の旅行保険に加入している場合、携帯品の盗難補償を受けられることがあります。補償を受けるには、現地警察で取得した「盗難証明書」が必要です。
AppleCare+ 盗難・紛失プランに加入している場合 AppleCare+の盗難・紛失プランに加入していれば、1回あたりのサービス料(12,900円〜)を支払うことで、新しいiPhoneと交換できます。ただし、「iPhoneを探す」がオンになっていた端末のみが対象です。
海外旅行保険の場合 携帯品損害補償が含まれている保険であれば、購入金額の一部が補償されます。補償額は保険によって異なるため、加入している保険の内容を確認しましょう。
Apple IDのパスワードを変更する
盗まれたiPhoneからApple IDの情報が漏れる可能性があるため、帰国後にApple IDのパスワードを変更しましょう。また、2段階認証(2ファクタ認証)を有効にして、セキュリティを強化することをおすすめします。
新しいiPhoneにデータを復元する
新しいiPhoneを購入したら、iCloudバックアップからデータを復元できます。出発前にバックアップを取っておけば、写真や連絡先などの大切なデータを失わずに済みます。
絶対やっておくべき事前対策
盗難被害を最小限に抑えるために、旅行前に必ず以下の設定をしておきましょう。
「iPhoneを探す」をオンにする
「iPhoneを探す」機能がオフになっていると、紛失モードが使えず、遠隔ロックもできません。出発前に必ず確認してください。
設定確認方法
- 「設定」>「Apple ID(自分の名前)」>「探す」を開く
- 「iPhoneを探す」がオンになっているか確認
- 「”探す”ネットワーク」と「最後の位置情報を送信」もオンにする
これで、電源が切れた後でも最後の位置情報が記録されます。
「盗難デバイスの保護」をオンにする
iOS 17.3以降に追加された機能で、普段行かない場所からの操作には1時間の遅延が設定されます。盗難犯がすぐにApple IDを削除したり、設定を変更したりすることを防げます。
設定方法
- 「設定」>「Face IDとパスコード」を開く
- 「盗難デバイスの保護」をオンにする
iCloudバックアップを取る
出発前に最新のiCloudバックアップを手動で実行しておきましょう。万が一iPhoneを失っても、新しいiPhoneにデータを復元できます。
バックアップ方法
- Wi-Fiに接続する
- 「設定」>「Apple ID」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」を開く
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
IMEI番号と緊急連絡先をメモしておく
IMEI番号(端末の製造番号)は、警察への届出や保険請求で必要になります。また、携帯会社やカード会社の緊急連絡先も、紙にメモしてパスポートと一緒に保管しておきましょう。
IMEI番号の確認方法
- 「設定」>「一般」>「情報」で確認
- またはiPhoneの外箱に記載されている
海外旅行保険に加入する
クレジットカード付帯の旅行保険でも良いですが、補償額が不十分な場合は、別途海外旅行保険に加入することをおすすめします。携帯品損害補償が含まれているか、事前に確認しましょう。
盗難を防ぐための行動ルール
そもそも盗まれないための行動ルールを守ることが、最も重要です。
カフェやレストランで席を離れる時はiPhoneを持っていく
日本では当たり前の「席を離れる時にスマホをテーブルに置く」という行動は、海外では絶対NGです。トイレに行く時も、必ずiPhoneを持っていきましょう。
ポケットに無造作に入れない
ズボンの後ろポケットにiPhoneを入れておくと、簡単にスリ取られます。バッグに入れる場合も、ファスナーで閉まる内ポケットに入れるなど、取り出しにくい場所に保管しましょう。
歩きスマホをしない
歩きながらiPhoneを使っていると、後ろから走り寄ってきてひったくられることがあります。スマホを使う時は、必ず立ち止まり、周囲に人がいないことを確認してから操作しましょう。
首から下げる携帯ストラップは使わない
日本では便利な首から下げる携帯ストラップですが、海外では「高額なスマホを持っている」と宣伝しているようなものです。治安の悪いエリアでは、ストラップを引きちぎったり、ナイフで切断して盗むケースもあります。
予備のスマホ・サブスマホを持っていく
メインのiPhoneはホテルのセーフティボックスに保管し、外出時は安価なサブスマホを使うという方法もあります。万が一盗まれても、被害を最小限に抑えられます。
中古iPhoneを旅行用のサブ機として購入するのも、賢い選択です。安価に手に入る上、eSIM対応モデルなら現地通信もスムーズです。
まとめ:事前準備が被害を最小限に抑える
海外でiPhoneを盗まれた場合、「その場での迅速な対応」と「事前の準備」が被害の大きさを決定づけます。特に、「iPhoneを探す」をオンにしておくこと、iCloudバックアップを取ること、緊急連絡先をメモしておくことは、出発前に必ずやっておきましょう。
そして何より、「盗まれない行動」を心がけることが最も重要です。日本では当たり前のことが、海外では危険な行動になることを忘れず、常に防犯意識を持って旅行を楽しんでください。
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