iPhoneを選ぶとき、カメラ性能やバッテリー持ちだけでなく「重さ」も重要な要素です。実は、iPhoneの重量は機種によって大きく異なり、最軽量モデルと最重量モデルでは100g近い差があります。たった100gと思うかもしれませんが、毎日持ち歩き、何時間も手に持って使うことを考えると、この差は意外と大きく感じられます。
「軽くて持ち運びやすいiPhoneがほしい」「少し重くてもバッテリー持ちを優先したい」など、人によって重視するポイントは異なります。本記事では、iPhone全機種の重量を詳しく比較し、重さがバッテリー容量や操作性にどう影響するのか、そして用途別のおすすめモデルまで徹底解説します。
中古iPhoneの購入を検討している方にとっても、重量は見落としがちながら重要な選択基準です。ぜひ最後までお読みいただき、あなたのライフスタイルに最適な一台を見つけてください。
iPhoneの重さ一覧表【全モデル比較】
iPhoneの重量は、機種によって約148gから240g超まで幅広く分布しています。ここでは、代表的なモデルを重量別に分類し、それぞれの特徴を見ていきましょう。重さの違いは、主に画面サイズ、バッテリー容量、カメラシステムの違いによって生じています。
軽量モデルTOP3(148g〜162g)
最も軽量なのはiPhone SE(第2世代・第3世代)の約148gです。このモデルは4.7インチの小型ディスプレイを採用しており、コンパクトで持ちやすいのが特徴です。片手操作がしやすく、長時間持っていても疲れにくいため、通勤通学での使用や、できるだけ荷物を軽くしたい方に最適です。
次いで軽いのがiPhone 12 miniの約133gとiPhone 13 miniの約140gです。SEよりもさらに軽量でありながら、5.4インチの有機ELディスプレイ(OLED=発色が鮮やかで黒が美しい画面技術)を搭載し、現代的なデザインを楽しめます。ただし、miniシリーズは2022年で生産終了となっているため、入手は中古市場が中心となります。
iPhone 12の約162gも比較的軽量な部類に入ります。6.1インチの大画面でありながら軽量に仕上がっており、画面の見やすさと持ちやすさのバランスが取れた人気モデルです。
標準モデル(174g〜206g)
多くのユーザーが選ぶ標準的な重量帯です。iPhone 13の約173g、iPhone 14の約172g、iPhone 15の約171gは、6.1インチディスプレイを搭載しながら、日常使いに支障のない重量に収まっています。
Proモデルになると重量が増し、iPhone 13 Proが約203g、iPhone 14 Proが約206g、iPhone 15 Proが約187gとなります。Proモデルは、トリプルカメラシステム(3つのレンズを搭載した高性能カメラ)やステンレススチール製のフレームを採用しているため、標準モデルより30〜35g程度重くなります。
重量級モデル(226g〜240g超)
最も重いのはProシリーズの大画面モデルです。iPhone 13 Pro Maxが約238g、iPhone 14 Pro Maxが約240g、iPhone 15 Pro Maxが約221gと、いずれも200gを大きく超えています。
これらのモデルは6.7インチの大型ディスプレイを搭載し、バッテリー容量も最大級です。重量はありますが、その分、映像視聴やゲームプレイ時の迫力、一日中使えるバッテリー持ちなど、多くのメリットがあります。重さよりも性能や画面サイズを重視する方に適しています。
最新iPhoneの重さと特徴
iPhone 15シリーズの重量比較
2023年に登場したiPhone 15シリーズは、重量面で注目すべき進化を遂げました。特に**iPhone 15 Pro Max(約221g)**は、前モデルのiPhone 14 Pro Max(約240g)から約19gの軽量化に成功しています。これは、従来のステンレススチールフレームをチタニウム製に変更したことが大きな理由です。
チタニウムは航空宇宙産業でも使用される軽量かつ高強度な素材で、耐久性を保ちながら大幅な軽量化を実現しました。同様に、**iPhone 15 Pro(約187g)**も前モデルから約19g軽くなっており、Proモデルの重さがネックだった方にとって朗報となっています。
標準モデルの**iPhone 15(約171g)とiPhone 15 Plus(約201g)**も、前モデルとほぼ同等かやや軽量化されています。軽さと機能性のバランスがさらに向上したシリーズと言えるでしょう。
iPhone 14シリーズとの重量差
iPhone 14シリーズとの比較では、標準モデル(無印、Plus)の重量変化はわずかですが、Proモデルでは大きな差があります。前述の通り、Pro Maxで約19g、Proで約19gの軽量化が実現されました。
この19gという数字は、一見小さく感じるかもしれませんが、毎日数時間使うことを考えると体感できる差です。特に、片手で長時間操作したり、動画視聴で持ち続けたりする場合、手首や指への負担が軽減されます。最新技術によって、性能を落とさず軽量化が進んでいる点は、Appleの技術力の高さを示しています。
iPhoneの重さの変遷【歴代モデル】
初代iPhoneから現在までの重量推移
2007年に登場した初代iPhoneは約135gで、当時としては標準的な重さでした。その後、iPhone 4(約137g)、iPhone 5(約112g)と、一時期は軽量化が進みました。iPhone 5の112gは、歴代iPhoneの中でも最軽量クラスです。
しかし、iPhone 6以降、画面の大型化とともに重量は増加傾向に転じました。iPhone 6 Plusは約172gとなり、大画面モデルの登場により、ユーザーは「軽さ」と「画面サイズ」のどちらを優先するかを選べるようになりました。
iPhone Xの登場(約174g)以降は、有機ELディスプレイやFace ID(顔認証システム)、複数のカメラレンズなど、高機能化が進み、重量は増加し続けました。特にProモデルやMaxモデルは200gを超えることが一般的になりました。
重量が増加した理由と背景
iPhoneの重量増加の主な理由は、以下の3つです。
第一に、画面の大型化です。ユーザーの動画視聴やゲーム需要の高まりに応じて、6インチを超える大画面モデルが主流になりました。画面が大きくなれば、その分ガラスパネルや内部フレームも大きくなり、重量が増します。
第二に、バッテリー容量の拡大です。スマートフォンの使用時間が長くなり、アプリも高機能化したことで、一日中使えるバッテリー性能が求められるようになりました。大容量バッテリーは物理的に大きく重くなるため、重量増の大きな要因となっています。
第三に、カメラシステムの高度化です。デュアルカメラ、トリプルカメラ、さらにはLiDARスキャナ(3D空間を測定するセンサー)など、カメラモジュールが増えるたびに重量が増加しました。高品質な写真・動画撮影を求めるユーザーのニーズに応えた結果と言えます。
重さがユーザー体験に与える影
軽量モデルのメリット・デメリット
軽量モデルの最大のメリットは、長時間使用時の疲労軽減です。通勤電車で立ったまま片手で操作したり、寝転んで動画を見たりする際、軽いモデルは手首や腕への負担が少なく快適です。また、ポケットに入れたときの重さも気にならず、ランニングなど運動時にも邪魔になりません。
一方、デメリットとしては、バッテリー容量が小さめなことが挙げられます。軽量化のためにバッテリーサイズを抑えているため、ヘビーユーザーは一日持たないこともあります。また、画面サイズが小さいモデルが多いため、動画視聴やゲームの迫力は大画面モデルに劣ります。
さらに、軽量モデルは価格が安い傾向にある一方で、カメラ性能やプロセッサは最上位ではない場合が多いです。写真撮影を重視する方には物足りないかもしれません。
重量級モデルのメリット・デメリット
重量級モデルの最大のメリットは、圧倒的なバッテリー持ちと大画面での快適な視聴体験です。iPhone Pro Maxシリーズは、ビデオ再生で最大29時間という驚異的な持続時間を実現しています。外出先で充電を気にせず使えるのは大きな安心感です。
また、6.7インチの大画面は、映画鑑賞やゲーム、電子書籍の閲覧に最適です。カメラ性能も最上位で、プロレベルの写真・動画撮影が可能です。仕事でもプライベートでも、iPhoneを使い倒したい方には最適な選択肢と言えます。
デメリットは、やはり重さによる疲労です。長時間の片手操作は手首に負担がかかり、ポケットに入れると重さを感じます。また、小さめのバッグでは存在感が大きく、持ち運びに不便を感じることもあるでしょう。価格も最も高い点も考慮が必要です。
重さとバッテリー容量の関係
大容量バッテリー搭載モデルの重量
iPhoneの重量とバッテリー容量は密接に関係しています。例えば、iPhone 15 Pro Max(約221g)のバッテリー容量は約4,422mAhで、iPhone SE(第3世代、約148g)の約2,018mAhの2倍以上です。この73gの重量差のうち、かなりの部分がバッテリーの重さによるものです。
リチウムイオンバッテリーは、容量を増やすには物理的にサイズを大きくする必要があるため、大容量化と軽量化は相反する関係にあります。最近では、バッテリー密度を高める技術や、省電力性能の向上により、同じ容量でも少し軽くすることが可能になってきましたが、まだ限界があります。
軽さとバッテリー持続時間のトレードオフ
iPhoneを選ぶ際、「軽さ」と「バッテリー持ち」はトレードオフ(片方を取ると片方を犠牲にする関係)になることを理解しておきましょう。軽量なiPhone SEやminiシリーズは、持ち運びやすさは抜群ですが、動画視聴やゲームを長時間楽しむにはバッテリーが不足しがちです。
一方、重量級のPro Maxシリーズは、一日中ヘビーに使ってもバッテリーが持つ安心感がありますが、その分の重さは覚悟する必要があります。
最適な選択は、あなたの使い方次第です。外出先での使用が少なく、自宅やオフィスで充電できる環境が整っているなら軽量モデルで十分です。逆に、一日中外出していて充電の機会が少ない方や、動画視聴・ゲームを長時間楽しみたい方は、多少重くても大容量バッテリーモデルがおすすめです。
重さと持ちやすさ・操作性
片手操作に適した重量の目安
片手で快適に操作できる重量の目安は、一般的に150g〜180g程度と言われています。この範囲であれば、多くの人が長時間持っていても疲れにくく、親指だけで画面操作がしやすいです。
iPhone SE(約148g)やiPhone 12 mini(約133g)は片手操作に最適です。また、iPhone 12〜15の標準モデル(約162〜173g)も、6.1インチの画面サイズでありながら、ぎりぎり片手操作の範囲内に収まっています。
一方、200gを超えるProモデルやPro Maxモデルは、片手での長時間操作は疲れやすくなります。両手操作を基本とするか、スマホリング(端末の背面に装着する持ち手)などのアクセサリーを活用することをおすすめします。
ケース装着時の重量変化に注意
iPhoneの重量を考える際、見落としがちなのがケースの重さです。保護ケースを装着すると、機種によっては30〜50g程度重量が増加します。軽量なiPhone SEでも、しっかりしたケースを付けると200g近くになることもあります。
ケースを選ぶ際は、保護性能だけでなく重量も確認しましょう。最近では、軽量かつ保護性能の高いケースも増えています。特に、もともと重量級のモデルを使う場合は、できるだけ軽いケースを選ぶことで、トータルの重量を抑えられます。
また、画面保護フィルムは数グラム程度と軽いため、重量への影響はほとんどありません。ケースなしで使うのもスタイリッシュですが、落下時のリスクを考えると、軽量ケースの装着がバランスが良いでしょう。
用途別おすすめの重量帯
軽さ重視派におすすめ機種
**「とにかく軽いiPhoneがほしい」**という方には、以下の機種がおすすめです。
まず、iPhone SE(第3世代)約148gは、現行モデルの中で最軽量です。4.7インチのコンパクトサイズで、片手操作も楽々。価格も比較的手頃で、中古市場でも多く流通しています。通話やメール、SNS中心の使い方なら十分な性能です。
次に、**iPhone 13 mini(約140g)やiPhone 12 mini(約133g)**もおすすめです。miniシリーズは生産終了していますが、中古市場では人気モデルです。SEよりも画面が大きく(5.4インチ)、デザインも現代的です。軽さと画面サイズのバランスが良く、ファンも多い機種です。
標準的な画面サイズ(6.1インチ)でも軽さを求めるなら、**iPhone 12(約162g)**が狙い目です。中古価格も手頃で、5Gにも対応しています。
機能重視派におすすめ機種
**「多少重くてもカメラ性能やバッテリー持ちを優先したい」**という方には、Proシリーズがおすすめです。
**iPhone 15 Pro(約187g)**は、チタニウムフレームで軽量化されながら、トリプルカメラシステムとLiDARスキャナを搭載した最上位モデルです。200gを切る重量で、Proの機能をすべて享受できる点が魅力です。
さらに大画面とバッテリー持ちを求めるなら、**iPhone 15 Pro Max(約221g)**が最適です。約221gと重量はありますが、6.7インチの大画面と最大29時間のビデオ再生が可能なバッテリーは、ヘビーユーザーを満足させるスペックです。
中古でコスパを求めるなら、**iPhone 13 Pro(約203g)やiPhone 14 Pro(約206g)**も選択肢です。最新モデルより少し重いですが、中古価格は魅力的で、性能も十分高いです。
バランス重視派におすすめ機種
**「軽さも機能もバランスよく」**という方には、標準モデルの6.1インチシリーズがおすすめです。
**iPhone 14(約172g)やiPhone 15(約171g)**は、デュアルカメラで十分な撮影性能を持ち、バッテリー持ちも良好。重量も170g台と許容範囲内です。Pro機能は不要だけど、快適に使いたいという多くのユーザーにとって、最もバランスの取れた選択肢と言えます。
中古で予算を抑えたいなら、**iPhone 13(約173g)**も同様にバランスが良くおすすめです。価格と性能、重量のバランスが取れた人気モデルです。
中古iPhoneで軽量モデルを選ぶポイント
中古iPhoneで軽量モデルを選ぶ際は、いくつかのポイントに注意しましょう。
まず、バッテリーの状態を必ず確認してください。軽量モデルはもともとバッテリー容量が小さいため、劣化していると一日持たない可能性があります。バッテリー最大容量が80%以上のものを選ぶことをおすすめします。
次に、IMEI(端末固有の製造番号)の確認は必須です。盗難品やネットワーク利用制限がかかっている端末を避けるため、信頼できる販売店で購入しましょう。ハピネスネットのような専門店では、すべての端末でIMEIを明示し、動作確認も徹底しているため安心です。
また、本体の状態も重要です。傷や凹みが多いと、フレームが歪んでいる可能性もあります。写真だけでなく、商品説明をよく読み、可能であれば実物を確認してから購入しましょう。
最後に、iOSのサポート状況も確認してください。古すぎるモデルは最新のiOSに対応せず、アプリが使えなくなる可能性があります。iPhone 12以降であれば、今後数年は最新iOSに対応すると予想されます。
まとめ:あなたに最適なiPhoneの重さは?
iPhoneの重さは、機種選びにおいて見落とせない重要な要素です。最軽量のiPhone SE(約148g)から最重量のiPhone Pro Maxシリーズ(約240g)まで、約100gもの差があります。この差は、バッテリー容量、画面サイズ、カメラ性能などの違いによって生まれています。
軽さを優先するなら、iPhone SEやminiシリーズが最適です。片手操作がしやすく、持ち運びも快適です。一方、機能やバッテリー持ちを重視するなら、Proシリーズの重量は性能の証とも言えます。多くのユーザーにとっては、標準モデルの170g前後がバランスの良い選択肢となるでしょう。
中古iPhoneなら、予算を抑えながら自分に合った重量のモデルを選べます。バッテリー状態やIMEIの確認を忘れずに、信頼できる販売店で購入することが大切です。
あなたのライフスタイルに合った重さのiPhoneを選び、快適なスマホライフを送りましょう。
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