iPhone13は、2021年9月に発売されてから3年以上が経過した今でも、中古市場で高い人気を誇るモデルです。最新のiPhone16シリーズが登場した現在も、コストパフォーマンスの高さから多くのユーザーが中古のiPhone13を選択しています。
中古iPhone13の魅力は、最新機種と比べて3〜5万円程度安く購入できるにもかかわらず、日常使用には十分すぎる性能を持っている点です。5G対応、高性能カメラ、長時間バッテリー駆動など、現在でも快適に使える機能が揃っています。
しかし、中古品を購入する際には価格相場の把握やバッテリー状態の確認、信頼できる購入先の選定など、注意すべきポイントがいくつかあります。この記事では、iPhone13の中古相場から購入時のチェックポイント、お得な買い時まで詳しく解説します。賢い選択で、満足度の高いiPhone13を手に入れましょう。
iPhone13中古市場の最新動向【2025年版】
中古市場で根強い人気を維持する理由
iPhone13が中古市場で高い人気を維持している理由は、性能と価格のバランスの良さにあります。A15 Bionicチップ(=iPhone13に搭載されている高性能プロセッサのこと)は、2025年現在でも動画編集やゲームプレイに十分対応できる処理能力を持っています。
さらに、5G通信対応やシネマティックモード(動画撮影時に自動でフォーカスを切り替える機能)、最大19時間のビデオ再生といった充実した機能により、最新機種と比べても見劣りしない使用感を得られます。これらの理由から、特に初めてiPhoneを購入する方や、コストを抑えつつ高性能なスマートフォンを求める方に選ばれています。
また、iPhoneは他のスマートフォンと比較してOSアップデートの提供期間が長く、iPhone13も今後数年間は最新のiOSを利用できると予想されます。長期間使用できる安心感も、中古市場での人気を支えています。
新機種発表後の価格変化と需要動向
新しいiPhoneが発表されると、前モデルの中古価格は一時的に下落する傾向があります。iPhone16シリーズが発売された2024年9月以降、iPhone13の中古価格は発売当初と比べて30〜40%程度下がっており、購入しやすい価格帯になっています。
ただし、価格が下がるのは発表直後の1〜2ヶ月間が中心で、その後は需要に応じて安定または微増する傾向があります。特に新生活シーズン(3〜4月)や年末年始(12月)は進学・就職・機種変更の需要が高まるため、価格が上昇しやすい時期です。
現在(2025年11月)は新モデル発表から1年以上が経過し、価格が安定している時期といえます。次のiPhone17発表までの間は大きな価格変動が少ないと予想されるため、比較的安心して購入できるタイミングです。
iPhone13中古の価格相場と推移
容量・カラー別の価格帯一覧
iPhone13の中古価格は、ストレージ容量とモデルによって大きく異なります。2025年11月時点での目安価格は以下の通りです。
iPhone13(標準モデル)
- 128GB:約45,000〜55,000円
- 256GB:約55,000〜65,000円
- 512GB:約65,000〜75,000円
iPhone13 mini
- 128GB:約40,000〜50,000円
- 256GB:約50,000〜60,000円
- 512GB:約60,000〜70,000円
iPhone13 Pro
- 128GB:約65,000〜75,000円
- 256GB:約75,000〜85,000円
- 512GB:約85,000〜95,000円
- 1TB:約95,000〜110,000円
カラーによる価格差は比較的小さいですが、人気の高いミッドナイト(黒)やスターライト(白)は他のカラーより5,000円前後高めに設定されることがあります。ブルーやピンクといった個性的なカラーは、好みが分かれるため価格が安定しやすい傾向にあります。
過去1年の価格変動から見るお得な買い時
過去1年間の価格推移を見ると、最もお得に購入できる時期は新機種発表直後の9〜10月と、需要が落ち着く夏季(7〜8月)です。この時期は通常価格より5,000〜10,000円程度安く購入できるチャンスがあります。
逆に価格が上昇しやすいのは、新生活需要が高まる3〜4月と年末商戦期の12月です。この時期は需要が供給を上回るため、価格が通常より高めに設定されることが多くなります。
また、中古市場では週末や月末にセールを実施するショップも多いため、定期的に価格をチェックすることで掘り出し物に出会える可能性があります。価格比較サイトを活用したり、複数のショップを比較したりすることで、相場より安い価格で購入できることもあります。
中古iPhone13購入前の必須チェックポイント
バッテリー最大容量と交換の目安
中古iPhone13を購入する際、最も重要なチェックポイントがバッテリー最大容量です。iPhoneの設定画面から「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認でき、新品時を100%とした現在の容量が表示されます。
購入時のバッテリー容量の目安は以下の通りです。
- 85%以上:良好な状態で、あと1〜2年は快適に使用可能
- 80〜84%:普通の状態だが、ヘビーユーザーは1年以内に交換が必要になる可能性あり
- 80%未満:バッテリー劣化が進んでおり、早めの交換を推奨
バッテリー交換はApple正規サービスで約13,500円、非正規店では7,000〜10,000円程度かかります。購入価格が安くてもバッテリー容量が低い場合は、交換費用を含めた総額で判断することが重要です。80%以上のバッテリー容量を持つ個体を選ぶことで、長期間快適に使用できます。
SIMロック・ネットワーク利用制限の確認方法
中古iPhone購入時に必ず確認すべきなのが、SIMロックの有無とネットワーク利用制限の状態です。これらが適切に処理されていないと、せっかく購入しても使えないという事態になりかねません。
SIMロックとは、特定のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)でしか使えないようにロックがかかっている状態のことです。2021年10月以降に販売されたiPhone13は原則SIMフリーですが、それ以前の在庫品はSIMロックがかかっている可能性があります。購入前に「SIMロック解除済み」または「SIMフリー」であることを必ず確認しましょう。
ネットワーク利用制限は、端末が分割払い中だったり盗難品だったりする場合にかけられる制限です。各キャリアのWebサイトでIMEI番号(=端末固有の識別番号のこと)を入力すると確認できます。判定結果は「◯(問題なし)」「△(分割払い中)」「×(利用不可)」で表示されるため、必ず「◯」の端末を選びましょう。
外観・動作確認で見逃せないポイント
バッテリーやネットワーク状態に加えて、外観と動作状態の確認も欠かせません。以下のポイントを重点的にチェックしましょう。
外観のチェック項目として、画面に傷や割れがないか、側面や背面に大きな打痕がないか、カメラレンズに傷や曇りがないかを確認します。画面の傷は使用時のストレスになり、カメラの傷は写真の仕上がりに影響します。
動作確認項目としては、タッチパネルの反応、ボタン類の動作、スピーカー・マイクの音質、カメラの撮影機能、Face IDやTouch IDの動作、Wi-Fi・Bluetooth接続などを確認しましょう。実店舗で購入する場合は、実際に操作させてもらうことをおすすめします。
オンライン購入の場合は、商品説明に「動作確認済み」と明記されているか、返品・返金保証があるかを確認してください。写真だけでは分からない不具合がある可能性もあるため、保証やサポートが充実したショップを選ぶことが重要です。
iPhone13の各モデル比較と選び方
iPhone13(標準モデル)の特徴
iPhone13の標準モデルは、6.1インチディスプレイとデュアルカメラを搭載したバランスの良いモデルです。日常使用からゲーム、写真撮影まで幅広い用途に対応できる性能を持ちながら、価格は最も手頃な設定になっています。
標準モデルの主な特徴は、最大19時間のビデオ再生が可能な大容量バッテリー、広角・超広角の2つのカメラによる高品質な写真撮影、5G対応による高速通信です。ProモデルのようなProMotionディスプレイ(120Hz対応)やマクロ撮影機能はありませんが、一般的な使用には十分すぎる性能を持っています。
こんな方におすすめです:SNSや動画視聴、Web閲覧が主な用途の方、コストパフォーマンスを重視する方、初めてiPhoneを購入する方。標準モデルは最もバランスが取れた選択肢といえます。
iPhone13 Proの性能とおすすめポイント
iPhone13 Proは、標準モデルより高性能なカメラとディスプレイを搭載したプロフェッショナル向けモデルです。トリプルカメラシステム(広角・超広角・望遠)により、より本格的な写真・動画撮影が可能になっています。
Proモデルならではの機能として、120Hz ProMotionディスプレイによる滑らかな画面表示、最大3倍の光学ズーム、マクロ撮影機能(被写体に2cmまで近づいて撮影できる機能)、ProRAW・ProRes対応による高品質な写真・動画編集などが挙げられます。
価格は標準モデルより2〜3万円高くなりますが、写真や動画を本格的に楽しみたい方、ゲームを滑らかにプレイしたい方、長期間使用する予定の方には十分な価値があります。中古市場でも人気が高く、リセールバリューが維持されやすいのも魅力です。
iPhone13 miniのメリット・デメリット
iPhone13 miniは、5.4インチのコンパクトサイズが最大の特徴です。片手で楽々操作できるサイズ感で、持ち運びやすさを重視する方に適しています。性能は標準モデルとほぼ同等で、小さいながらも妥協のない使用感を提供します。
メリットとしては、ポケットやバッグに入れやすいコンパクトサイズ、標準モデルより5,000円前後安い価格設定、片手操作のしやすさが挙げられます。女性や手の小さい方、サブ機として使いたい方に特に人気があります。
デメリットは、画面が小さいため動画視聴や文字入力がやや窮屈に感じる可能性があること、バッテリー容量が標準モデルより少なく、駆動時間が最大17時間とやや短いことです。ヘビーユーザーには物足りなく感じるかもしれません。
自分の使用スタイルに合わせて、サイズと機能のバランスを考慮して選びましょう。
購入先の選び方|オンラインvs実店舗
オンライン購入のメリットと注意点
オンラインで中古iPhone13を購入する最大のメリットは、価格の安さと選択肢の豊富さです。実店舗の運営コストがかからない分、同じ状態の端末でも5,000〜10,000円程度安く購入できることがあります。
オンライン購入では、複数のショップを簡単に比較できるため、最安値を見つけやすいのも利点です。また、自宅にいながら24時間いつでも購入でき、配送されるため店舗に行く手間がかかりません。忙しい方や近くに中古スマホショップがない方に最適です。
ただし、注意点もあります。実物を見ずに購入するため、写真と実物の状態が異なる可能性があります。この対策として、返品・返金保証があるショップを選ぶこと、商品説明や写真が詳細に掲載されているか確認すること、出品者や店舗の評価・レビューをチェックすることが重要です。
また、個人間取引のフリマアプリでは、ネットワーク利用制限が後から「×」になったり、バッテリー状態の申告が不正確だったりするリスクがあります。保証やサポートが整った専門店での購入が安心です。
実店舗購入が向いている人の特徴
実店舗での購入が向いているのは、実物を確認してから購入したい方、スタッフのアドバイスを受けたい方、購入後のサポートを重視する方です。
実店舗の最大のメリットは、実際に端末を手に取って状態を確認できることです。画面の傷、外装の状態、動作確認などを自分の目で見て判断できるため、後悔のない買い物ができます。また、スタッフに直接質問でき、自分の使用目的に合ったモデルを提案してもらえるのも大きな利点です。
購入後のサポート体制も充実しており、初期不良があった場合の対応や、設定・データ移行のサポートを受けられることが多いです。スマートフォンの購入に不安がある方や、初めて中古品を購入する方には実店舗がおすすめです。
デメリットとしては、オンラインより価格が高めになることや、在庫が限られていることが挙げられます。自分の優先順位に合わせて、オンラインと実店舗を使い分けることが賢い選択といえます。
iPhone13中古を賢く買うための完全ガイド
保証・サポート付きショップの見極め方
中古iPhone13を購入する際、保証とサポートの有無は非常に重要なポイントです。購入後に不具合が見つかった場合、保証がないと高額な修理費用がかかる可能性があります。
優良なショップの見極めポイントは以下の通りです。まず、保証期間が明確に記載されているか確認しましょう。一般的に3ヶ月〜1年程度の保証があれば安心です。次に、初期不良対応の期間と条件を確認します。到着後7〜30日以内なら返品・交換可能というショップが多いです。
また、赤ロム保証(ネットワーク利用制限が後から「×」になった場合の保証)があるか、修理サポートやアフターサービスの体制が整っているか、問い合わせ窓口が明確で対応が丁寧かなども重要なチェックポイントです。
価格だけで選ぶのではなく、保証内容とサポート体制を総合的に判断して購入先を選びましょう。多少価格が高くても、充実した保証がある方が結果的に安心して長く使えます。
リセールバリューを考えた選び方
将来的に買い替えを考えている場合、リセールバリュー(再販価値)を意識した選び方も重要です。iPhone13は人気モデルのため、適切に選べば購入価格の60〜70%程度で売却できる可能性があります。
リセールバリューを維持するためのポイントは、まず状態の良い個体を選ぶことです。外観が綺麗でバッテリー容量が高い端末は、売却時も高値がつきやすくなります。次に、人気カラーを選ぶことも重要です。ミッドナイトやスターライトなどの定番カラーは需要が安定しています。
また、容量は256GB以上を選ぶと売却時の需要が高くなります。128GBは価格が安い反面、容量不足を感じるユーザーが多く、リセール時の価格が伸びにくい傾向があります。さらに、購入時に付属品(箱、充電ケーブルなど)が揃っているものを選ぶと、売却時に有利です。
使用中も保護フィルムやケースを使って状態を維持し、定期的にクリーニングすることで、買い替え時により高く売却できます。
まとめ|自分に最適なiPhone13を見つけよう
iPhone13の中古市場は、コストパフォーマンスに優れた選択肢が豊富に揃っています。最新機種と比べて大幅に安い価格で購入できるにもかかわらず、日常使用には十分すぎる性能を持つiPhone13は、賢い選択といえます。
購入時には、バッテリー最大容量85%以上、ネットワーク利用制限「◯」、SIMフリーまたはSIMロック解除済みという3つの基本条件を満たす端末を選びましょう。また、保証とサポートが充実したショップで購入することで、安心して長く使用できます。
用途に応じて、標準モデル、Pro、miniから自分に合ったモデルを選び、人気カラーや大容量モデルを選ぶことで将来のリセールバリューも高められます。お得な買い時は新機種発表直後の9〜10月と需要が落ち着く7〜8月ですが、現在も比較的安定した価格で購入できる時期です。
初めて中古iPhoneを購入する方へ
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