2025年9月25日、Xiaomiが満を持して発表した「Xiaomi 17 Pro Max」は、スマートフォン業界に大きな衝撃を与えました。このモデルは、Appleの「iPhone 17 Pro Max」を明確に意識した戦略的な製品で、モデル名に初めて「Pro Max」という名称を採用したことからも、その意気込みが伝わってきます。
Xiaomi 17 Pro Maxの最大の特徴は、世界初となるSnapdragon 8 Elite Gen 5プロセッサの搭載です。このチップは、Qualcomm(クアルコム=アメリカの半導体メーカー)が2025年に発表した最新のフラッグシップSoC(System on Chip=スマートフォンの頭脳となる総合チップ)で、AnTuTuベンチマークスコアは400万点に迫る驚異的な性能を誇ります。
さらに、7500mAhという超大容量バッテリー、100W有線・50Wワイヤレスの超高速充電、Leica監修のトリプルカメラシステム、そして2.9インチの背面ディスプレイ「マジックバックスクリーン」など、革新的な機能を多数搭載しています。
価格は中国で5999元(約12万6000円)からと、iPhone 17 Pro Maxの約17万円と比べて4万円以上安く、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。本記事では、このXiaomi 17 Pro Maxについて、スペック、機能、iPhone 17 Pro Maxとの比較、日本発売の可能性まで、徹底的に解説します。
スマートフォン選びで「最高性能を求めたいけど、iPhoneは高すぎる」と感じている方、最新技術に興味がある方、コスパの良いフラッグシップモデルを探している方は、ぜひ最後までお読みください。
Xiaomi 17 Pro Maxとは?2025年最新フラッグシップの全貌
Xiaomi 17 Pro Maxは、中国のテクノロジー企業Xiaomiが2025年9月25日に発表した最新のフラッグシップスマートフォンです。このモデルは、Xiaomi 17シリーズの最上位モデルとして位置づけられ、同時に発表されたXiaomi 17、Xiaomi 17 Proとともに、2025年後半のスマートフォン市場を牽引する製品として注目を集めています。
iPhone 17 Pro Maxを意識した戦略モデル
「Pro Max」という名称を聞いて、多くの方がiPhoneを連想したのではないでしょうか。その通りで、Xiaomi 17 Pro Maxは、Appleの「iPhone 17 Pro Max」を明確に意識した戦略的な製品です。
実は、Xiaomiのナンバリングシリーズは、前年がXiaomi 15シリーズだったため、本来であればXiaomi 16シリーズとなるはずでした。しかし、Appleが2025年にiPhone 17シリーズを発表したことを受けて、Xiaomiは「16」をスキップして「17」に飛ばすという大胆な決断を下しました。
さらに、従来のXiaomiフラッグシップには「Pro Max」という名称はなく、最上位モデルは「Pro」または翌年2月に発表される「Ultra」でした。今回初めて「Pro Max」を名乗ることで、iPhoneユーザーに「iPhone 17 Pro Maxと比較検討してほしい」というメッセージを発信しています。
この戦略は、単なるネーミングの模倣ではありません。Xiaomi 17 Pro Maxは、iPhone 17 Pro Maxに匹敵、あるいは一部では上回るスペックを、より手頃な価格で提供することで、iPhoneからの乗り換えを促すことを狙っています。
Xiaomi 17シリーズのラインナップ
Xiaomi 17シリーズは、3つのモデルで構成されています。
Xiaomi 17は、シリーズのベースモデルで、6.3インチのコンパクトなボディにSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したハイエンドスマートフォンです。価格は4499元(約9万5000円)からと、フラッグシップチップを搭載しながらも比較的手頃な価格設定となっています。
Xiaomi 17 Proは、Proモデルとして、Xiaomi 17の機能をさらに強化したモデルです。6.3インチディスプレイ、6300mAhバッテリー、2.7インチの背面ディスプレイを搭載し、価格は4999元(約10万5000円)からです。
Xiaomi 17 Pro Maxは、シリーズ最上位モデルで、6.9インチの大画面、7500mAhの超大容量バッテリー、2.9インチの背面ディスプレイを搭載し、あらゆる面で最高スペックを実現しています。価格は5999元(約12万6000円)からです。
3モデルとも同じSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載していますが、画面サイズ、バッテリー容量、背面ディスプレイのサイズ、カメラの一部仕様などで差別化されています。自分の使用スタイルや予算に合わせて選べるラインナップとなっています。
Xiaomi 17 Pro Maxのスペック詳細解説
Xiaomi 17 Pro Maxの圧倒的な性能を、各部門ごとに詳しく見ていきましょう。
Snapdragon 8 Elite Gen 5の圧倒的性能
Xiaomi 17 Pro Maxの心臓部となるのが、Qualcomm製の「Snapdragon 8 Elite Gen 5」です。このチップは、2025年9月に発表されたばかりの最新フラッグシップSoCで、Xiaomi 17シリーズが世界初の搭載モデルとなります。
Snapdragon 8 Elite Gen 5は、前世代のSnapdragon 8 Elite(Gen 4)から大幅な性能向上を実現しています。CPU性能は約25%向上し、GPU性能も約30%向上しています。さらに、AI処理能力は前世代の2倍以上となり、画像生成や音声認識などのAI機能が飛躍的に高速化されています。
AnTuTuベンチマークスコア(スマートフォンの総合性能を数値化したもの)は、約380万点から400万点に達すると言われています。これは、2025年10月時点で世界最高レベルの性能です。
実用面では、最重量級の3Dゲーム(原神、崩壊スターレイルなど)を最高画質設定でプレイしても、安定した高フレームレートを維持できます。また、8K動画の編集や、複数のアプリを同時に使用するマルチタスクも、全くストレスなく行えます。
省電力性も向上しており、高性能でありながらバッテリー持ちも優れています。Xiaomiは「Xiaomi 3D IceLoop」という独自の冷却システムも搭載しており、長時間のゲームプレイでも発熱を効果的に抑制します。
メモリ(RAM)は12GBまたは16GB、ストレージは512GBまたは1TBから選択できます。メモリ規格はLPDDR5X、ストレージ規格はUFS 4.1と、いずれも最新世代の高速規格を採用しています。
7500mAh大容量バッテリーと超高速充電
Xiaomi 17 Pro Maxの大きな魅力の一つが、7500mAhという超大容量バッテリーです。一般的なスマートフォンのバッテリー容量が4000〜5000mAh程度であることを考えると、1.5倍以上の容量を持っていることになります。
この大容量バッテリーにより、Xiaomiは「2日間の通常使用が可能」と謳っています。動画視聴であれば約20時間以上、ゲームプレイでも8〜10時間以上の連続使用が可能です。外出先でバッテリー残量を気にすることなく、安心して使えるのは大きなメリットです。
さらに注目すべきは、充電速度の速さです。Xiaomi 17 Pro Maxは、100Wの有線急速充電に対応しており、わずか約30分でフル充電できます。朝の忙しい時間に充電し忘れても、朝食を食べている間に十分な充電ができるレベルです。
ワイヤレス充電も50Wの高速充電に対応しており、約40分でフル充電可能です。一般的なスマートフォンのワイヤレス充電が10〜15W程度であることを考えると、3倍以上の速度です。
バッテリーの寿命についても配慮されています。Xiaomiは独自のバッテリー管理技術により、1600回の充電サイクル後でも80%以上のバッテリー容量を維持できると主張しています。これは、毎日充電しても4年以上使える計算になります。
ただし、大容量バッテリーを搭載しているにもかかわらず、本体重量は219gとそれほど重くありません。iPhone 17 Pro Maxの233gと比べても14g軽量で、厚さも8.0mmとスリムに保たれています。
6.9インチ大画面ディスプレイの魅力
Xiaomi 17 Pro Maxは、6.9インチの大型有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載しています。解像度は2608×1200ピクセルで、リフレッシュレート(画面の滑らかさを示す指標)は最大120Hzに対応しています。
ディスプレイには、Xiaomiが新開発した「M10スクリーン発光技術」を採用しています。この技術は、中国国産の「スーパーレッド発光主材料」を使用し、発光効率で世界トップクラスの82.1 cd/A(カンデラ毎アンペア=ディスプレイの発光効率を示す単位)を達成したとのことです。
これにより、明るさと省電力性を高い次元で両立しています。ピーク輝度は3500ニト(ニト=ディスプレイの明るさの単位)と非常に明るく、真夏の直射日光の下でも画面がはっきりと見えます。
また、「スーパーピクセル」技術を採用することで、高精細かつ超省電力を実現したとされています。動画視聴やゲームプレイ時のバッテリー消費が抑えられ、大容量バッテリーとの相乗効果で、驚異的なバッテリー持ちを実現しています。
ベゼル(画面の縁)は1.18mmまで狭められており、画面占有率が非常に高いです。大画面でありながらも、本体サイズは162.9 x 77.6 x 8.0mmとコンパクトにまとめられています。
ディスプレイ上部には、iPhoneの「Dynamic Island」と同様の機能である「Xiaomi HyperIsland」が搭載されています。これは、フロントカメラ周辺のエリアを通知表示や簡易操作に活用する機能で、音楽再生、タイマー、通話中の表示などが可能です。タップすることで該当アプリを起動することもできます。
注目の新機能|背面ディスプレイとその活用法
Xiaomi 17 Pro Maxの最も革新的な機能の一つが、背面に搭載された2.9インチのディスプレイ「マジックバックスクリーン」です。この機能は、Xiaomi 17 Pro Maxを他のスマートフォンと大きく差別化しています。
2.9インチ背面ディスプレイ「マジックバックスクリーン」
背面ディスプレイは、カメラモジュールの横に配置された2.9インチの有機ELディスプレイです。リフレッシュレートは120Hzで、ピーク輝度は3500ニトと、メインディスプレイと同等の高性能です。
このディスプレイは常時点灯しているわけではなく、必要に応じて表示されます。通常時は時計が表示されており、一見するとアナログ時計のような見た目になります。時計のデザインはカスタマイズ可能で、デジタル時計やキャラクター表示なども選択できます。
背面ディスプレイの最大の利点は、スマートフォンを裏返さなくても情報を確認できることです。テーブルに置いた状態でも、時刻や通知を一目で確認できます。
背面ディスプレイでできること
背面ディスプレイでは、様々な機能が利用できます。
通知表示 メッセージや着信、アプリ通知が背面ディスプレイに表示されます。スマートフォンを裏返さずに、重要な通知を見逃さずにチェックできます。
カメラ機能 背面ディスプレイを横にスワイプすると、カメラが起動します。そして、背面の高性能なメインカメラを使って自撮りができます。通常、自撮りはフロントカメラ(画面側のカメラ)を使いますが、フロントカメラはメインカメラに比べて画質が劣ることが一般的です。
Xiaomi 17 Pro Maxでは、5000万画素のメインカメラを自撮りに使えるため、圧倒的に高画質な自撮り写真が撮影できます。背面ディスプレイをプレビュー画面として使えるため、構図やピント確認も問題ありません。
ウィジェット表示 スケジュール、天気予報、バーチャルペット、付箋メモなどのウィジェットを表示できます。現時点ではウィジェットの種類は限られていますが、今後のアップデートで増えていくことが期待されています。
QRコード決済 QRコード決済アプリのウィジェットを背面ディスプレイに表示できます。支払い時に、スマートフォンを裏返してQRコードを提示できるため、メイン画面を開かずにスムーズに決済できます。特に中国ではQRコード決済が主流のため、この機能は非常に便利です。
日本でもPayPayやLINE Payなどが対応すれば、同様に便利に使える可能性があります。
AI壁紙 AIが生成したアニメーションする壁紙を表示できます。バーチャルペットを表示して、タップすると反応するといった機能もあり、遊び心のある使い方もできます。
背面ディスプレイは、まだ発展途上の機能ですが、今後のアップデートや対応アプリの増加により、さらに便利になることが期待されています。
カメラ性能|Leica監修トリプルカメラの実力
Xiaomi 17 Pro Maxのカメラシステムは、ドイツの高級カメラメーカーLeica(ライカ)と共同開発された「Leica Summilux(ライカ ズミルックス)イメージングシステム」を搭載しています。
メインカメラ:5000万画素 Light Fusion 950L
メインカメラは5000万画素で、センサーサイズは1/1.28インチという大型センサーを採用しています。スマートフォンのカメラセンサーとしては最大級のサイズで、より多くの光を取り込むことができ、特に暗所での撮影性能に優れています。
イメージセンサーは、Xiaomiが新開発した「Light Fusion 950L」を搭載しています。このセンサーは、第3世代のハイダイナミックレンジ技術「LOFIC」を採用しており、ダイナミックレンジ(明るい部分から暗い部分までの階調表現の幅)は16.5EVに高められています。
これにより、逆光などの難しい撮影条件でも、白飛びや黒つぶれを防ぎ、鮮明な写真が撮影できます。Xiaomiは「逆光の王者」というキャッチコピーを掲げており、逆光撮影に特に力を入れています。
レンズはF値1.67の明るいレンズで、「1ガラス+6プラスチックのプロフェッショナル光学モジュール」を採用しています。光学式手ぶれ補正(OIS)も搭載しており、手持ちでの夜景撮影も ブレることなく撮影できます。
望遠・超広角カメラの性能
望遠カメラ 望遠カメラは5000万画素で、光学5倍ズームに対応しています。センサーサイズは1/2インチで、Xiaomi 17 Proと比べて光取り込み量が30%増加しています。
Leica製の60mmフローティングレンズを採用しており、最短撮影距離は10cmと非常に近接した撮影も可能です。これにより、料理や小物などのマクロ撮影も、望遠カメラで美しく撮影できます。
F値は2.0で、光学式手ぶれ補正も搭載しています。デジタルズームと組み合わせることで、最大20倍ズームも可能です。
超広角カメラ 超広角カメラも5000万画素で、広い範囲を1枚の写真に収められます。風景写真や集合写真、建築物の撮影などに最適です。
フロントカメラ フロントカメラも5000万画素と高画質で、ビデオ通話や自撮りも美しく撮影できます。ただし、前述の通り、背面ディスプレイを使えば、さらに高画質なメインカメラで自撮りができます。
新機能「マスターポートレートモード」 Xiaomi 17 Pro Maxでは、新たに「マスターポートレートモード」を搭載しています。このモードでは、自然な肌の色と繊細な髪の毛の描写が可能になり、プロのカメラマンが撮影したようなポートレート写真が撮影できます。
また、Leicaとのコラボレーションにより、「Leica Authentic(ライカ オーセンティック)」モードと「Leica Vibrant(ライカ バイブラント)」モードの2つの撮影モードが用意されています。Authenticモードでは、Leicaカメラ特有の落ち着いた色調を再現でき、Vibrantモードでは、より鮮やかな描写が可能です。
iPhone 17 Pro Maxとの徹底比較
Xiaomi 17 Pro Maxの最大のライバルは、間違いなくiPhone 17 Pro Maxです。両者を詳しく比較してみましょう。
スペック比較表
| 項目 | Xiaomi 17 Pro Max | iPhone 17 Pro Max | 
| プロセッサ | Snapdragon 8 Elite Gen 5 | A18 Pro | 
| メモリ | 12GB / 16GB | 8GB | 
| ストレージ | 512GB / 1TB | 256GB / 512GB / 1TB | 
| ディスプレイ | 6.9インチ 2608×1200 120Hz | 6.9インチ 2868×1320 120Hz | 
| バッテリー | 7500mAh | 約4600mAh(非公表) | 
| 充電 | 100W有線 / 50W無線 | 最大30W有線 / 25W無線 | 
| メインカメラ | 5000万画素 1/1.28″ | 4800万画素 | 
| 望遠カメラ | 5000万画素 5倍光学 | 1200万画素 5倍光学 | 
| 重量 | 219g | 233g | 
| 厚さ | 8.0mm | 8.75mm | 
| 価格 | 約12.6万円〜 | 約17万円〜 | 
デザインと使い勝手の違い
デザイン 両モデルとも、カメラ部分が横に広がる「カメラバー」デザインを採用しており、デザイン的には似ています。ただし、Xiaomi 17 Pro Maxは背面ディスプレイを搭載しているため、カメラバーの横にディスプレイがあるという独特の外観です。
本体サイズは、画面サイズがほぼ同じ6.9インチであるため、ほぼ同等です。ただし、Xiaomi 17 Pro Maxの方が14g軽く、0.75mm薄いため、わずかに持ちやすいと言えます。
使い勝手 iPhoneはiOSの直感的な操作性と、Appleエコシステムとのシームレスな連携が魅力です。Mac、iPad、Apple Watchなどを持っている方には、iPhoneが最適です。
Xiaomi 17 Pro MaxはAndroidベースのHyperOS 2を搭載しており、カスタマイズの自由度が高いです。ホーム画面のデザイン変更、デフォルトアプリの変更、ファイル管理の自由度など、Androidならではの柔軟性があります。
背面ディスプレイという独自機能も、使い勝手を大きく変える要素です。通知確認やカメラ機能など、iPhoneにはない便利さがあります。
性能 ベンチマークスコアでは、Snapdragon 8 Elite Gen 5とA18 Proはほぼ互角です。実用面では、どちらも最高レベルの性能を持っており、ゲームや動画編集など、あらゆる用途で快適に使えます。
バッテリー持ちは、7500mAhを搭載するXiaomi 17 Pro Maxが圧倒的に有利です。充電速度も100W対応のXiaomiの方が速く、30分でフル充電できるのは大きなアドバンテージです。
カメラ スペック上では、Xiaomi 17 Pro Maxの方が高画素・大型センサーで有利に見えます。特に望遠カメラは5000万画素と、iPhoneの1200万画素を大きく上回ります。
ただし、iPhoneのカメラは「誰でも簡単にきれいな写真が撮れる」という点で優れています。コンピュテーショナルフォトグラフィー(AIや画像処理技術を駆使した撮影手法)においては、Appleが長年培ってきた技術力があります。
Xiaomiのカメラは、マニュアル設定で細かく調整したい上級者向けと言えるでしょう。Leicaの色調も魅力的ですが、好みが分かれるところです。
価格 価格差は約4万円以上あり、コストパフォーマンスではXiaomi 17 Pro Maxが圧倒的に有利です。同じ価格を出すなら、Xiaomiの方が高いスペックを手に入れられます。
ただし、iPhoneには長期的なソフトウェアサポート(5〜6年)と高いリセールバリュー(中古での売却価値)があります。トータルコストで考えると、価格差は縮まる可能性があります。
価格と日本発売の可能性
Xiaomi 17 Pro Maxの価格と、日本での発売可能性について解説します。
中国での販売価格
Xiaomi 17 Pro Maxの中国での販売価格は以下の通りです。
- 12GB + 512GB:5999元(約12万6000円)
- 16GB + 512GB:6499元(約13万7000円)
- 16GB + 1TB:7299元(約15万3000円)
最上位モデルでも15万円程度と、iPhone 17 Pro Maxの最廉価モデル(約17万円)より安い価格設定となっています。この価格で、7500mAhバッテリー、背面ディスプレイ、Leica監修カメラなどを搭載していることを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、グリーン、ブルーの4色が用意されています。特にグリーンとブルーは、背面がレザー調の仕上げになっており、高級感があります。
日本発売の予想時期と価格
Xiaomi 17 Pro Maxの日本発売については、2025年10月29日現在、公式発表はありません。しかし、過去のXiaomiの日本市場への展開パターンから、いくつかの予想ができます。
発売される可能性 Xiaomiは近年、日本市場への投資を強化しており、フラッグシップモデルも積極的に投入しています。Xiaomi 15シリーズの一部は日本でも発売されたため、Xiaomi 17シリーズも日本発売の可能性は高いと考えられます。
ただし、「Pro Max」という最上位モデルが日本で発売されるかは不透明です。過去の傾向では、日本市場では「無印」や「Pro」モデルが中心で、「Ultra」モデルは発売されないことが多かったためです。
発売される場合、時期は2025年12月から2026年1月頃と予想されます。中国での発売から2〜3ヶ月後に日本発売されるのが通常のパターンです。
予想価格 日本で発売される場合、中国価格に為替レート、輸入コスト、消費税などを加味すると、14万円から17万円程度になると予想されます。それでもiPhone 17 Pro Maxの17万円〜22万円と比べると、コストパフォーマンスは高いです。
購入方法 日本未発売の場合でも、以下の方法で入手することは可能です。
- 輸入代行サービス:中国の通販サイトから輸入代行業者を通じて購入する方法です。ただし、技適マーク(日本の電波法適合マーク)がないため、日本国内で使用すると電波法違反になる可能性があります。
- 海外通販サイト:AliExpressやGeekBuyingなどの海外通販サイトでは、グローバル版(中国以外でも使える版)が販売されることがあります。ただし、保証やサポートが限定的です。
- 香港や台湾で購入:香港や台湾に旅行した際に購入する方法です。これらの地域では、グローバル版が販売されており、日本語にも対応していることが多いです。
いずれの方法も、技適マークの有無、保証の適用範囲、修理対応などを十分に確認してから購入することをおすすめします。
Xiaomi 17 Pro Maxがおすすめな人
Xiaomi 17 Pro Maxは、以下のような方に特におすすめです。
ハイスペック重視の方
最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5、16GBメモリ、1TBストレージなど、スマートフォンに最高のスペックを求める方には最適です。AnTuTuスコア400万点近い圧倒的な性能で、あらゆるアプリやゲームを快適に動作させられます。
特に、重量級の3Dゲーム(原神、崩壊スターレイル、PUBGモバイルなど)を最高画質設定でプレイしたい方、動画編集やRAW画像編集などのクリエイティブな作業をスマートフォンで行いたい方には、このスペックが大いに役立ちます。
コスパを求める方
「iPhone並みのスペックが欲しいけど、価格は抑えたい」という方には、Xiaomi 17 Pro Maxが理想的な選択肢です。iPhone 17 Pro Maxより4万円以上安く、同等以上のスペックを手に入れられます。
特に、初期投資を抑えたい学生や若年層、複数台のスマートフォンを持ちたい方、コストパフォーマンスを重視する方には、Xiaomiの価格設定は非常に魅力的です。
バッテリー持ちを重視する方
7500mAhという超大容量バッテリーは、バッテリー切れの心配をしたくない方に最適です。「2日間充電不要」というのは、外出が多い方、長時間の移動が多い方、アウトドアが好きな方にとって、大きなメリットです。
また、100W急速充電により、短時間で充電できるのも魅力です。朝の30分で一日分の充電ができるため、充電し忘れても慌てる必要がありません。
カメラにこだわる方
Leica監修のトリプルカメラシステムは、写真撮影にこだわりがある方に最適です。特に、マニュアル設定で細かく調整したい上級者、RAWデータで撮影して後から編集したい方には、Xiaomiのカメラが適しています。
背面ディスプレイを使ったメインカメラでの高画質自撮りも魅力です。InstagramやTikTokなどのSNSに高品質な自撮り写真を投稿したい方には、この機能が役立ちます。
新しい技術を試したい方
背面ディスプレイ「マジックバックスクリーン」という革新的な機能を体験したい、最新技術に興味がある、人と違うスマートフォンを持ちたい、という方にもおすすめです。
Xiaomiは常に新しい技術を積極的に採用するメーカーです。最先端のテクノロジーをいち早く体験したいガジェット好きには、Xiaomiのフラッグシップモデルは見逃せない選択肢です。
おサイフケータイ不要の方
日本市場向けのXiaomi端末の多くはおサイフケータイ(FeliCa機能)に対応していますが、Xiaomi 17 Pro Maxの中国版やグローバル版では対応していない可能性が高いです。
そのため、交通系ICカードや電子マネーをスマートフォンで使いたい方には不向きですが、逆にこれらの機能を使わない方、クレジットカードやQRコード決済で十分な方には問題ありません。
まとめ:コスパ最強のフラッグシップスマホ
Xiaomi 17 Pro Maxは、2025年後半を代表するフラッグシップスマートフォンの一つです。世界初のSnapdragon 8 Elite Gen 5搭載、7500mAhの超大容量バッテリー、Leica監修のトリプルカメラ、2.9インチの背面ディスプレイなど、革新的な機能を多数搭載しています。
最大の魅力は、iPhone 17 Pro Maxを明確に意識した戦略的な製品でありながら、価格は4万円以上安く設定されているコストパフォーマンスの高さです。同じ予算であれば、iPhoneより高いスペックを手に入れられます。
一方で、iPhoneには長期的なソフトウェアサポート、Appleエコシステムとの連携、高いリセールバリューという見えない価値があります。どちらを選ぶべきかは、あなたの優先順位次第です。
スペックとコスパを重視するならXiaomi 17 Pro Max、安定性と長期使用を重視するならiPhone 17 Pro Maxがおすすめです。また、「iPhoneが欲しいけど高すぎる」という方には、中古iPhoneという選択肢もあります。
日本での正式発売が待たれるXiaomi 17 Pro Maxですが、発売されれば間違いなくスマートフォン市場の話題をさらう製品となるでしょう。最新技術を体験したい方、コスパの良いフラッグシップを探している方は、ぜひ注目してみてください。
◎最新スマホは高すぎる?中古iPhoneという賢い選択
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